【海雲台】
韓国を代表する人気リゾート地の海雲台(ヘウンデ)は、約2kmの砂浜沿いに高級ホテルや飲食店が並び、近くには海雲台温泉や水族館「SEALIFE釜山アクアリウム」、海雲台市場、カジノ、免税店などもあります。夏の海水浴シーズンをはじめ、一年を通して国内外からの観光客でにぎわっています。毎年10月開催の釜山国際映画祭(BIFF)では、人気俳優や監督のトークイベントが砂浜で開かれ、多くの映画ファンが詰めかけます。
砂浜東端の尾浦(ミポ)には遊覧船の発着場があり、雄大な海の景色を見ながら五六島(オリュクト)まで往復できます。夜も運航しているので、ロマンティックな夜景が楽しめます。尾浦の先にあるエリア「タルマジの丘」はレストランやカフェ、ギャラリーなどが並び、桜の名所としても人気です。
砂浜西端にある緑豊かな冬柏(トンベク)公園には、園内を一周する道路があります。自動車や自転車の進入が禁止されているので、安心して散歩やジョギングが楽しめます。園内にあるAPECヌリマルハウスは、2005年にアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議が開かれた施設で、内部は無料公開されています。冬柏公園の入口にあるマリーナ施設「ザ・ベイ101」は、夜景の名所として人気。マリンシティの高層ビル群の窓明かりが海に映えた風景は、一見の価値があります。レストランや雑貨店などもあるほか、ヨットツアーも運営されています。冬柏公園の少し先のマリンシティの海沿いには「映画の通り」が整備され、釜山で撮影された映画のポスターや俳優の手形などが展示されています。
<西面からのアクセス>都市鉄道2号線の西面駅から乗車、海雲台駅で下車