美容大国で知られる韓国内で、チャンネル登録者数12万人を超える韓国の皮膚科専門医キム・ホンソク先生。
今回は、キム・ホンソク先生の人気動画の1つ、”ニキビ肌の方へ!ニキビに悪い食べ物8つ、ニキビに良い食べ物3つ!”についての解説します。
ニキビに悪い食べ物
牛乳
チョコレート、単糖類
小麦粉
オメガ-6
ダイエット薬
コーヒー
肉類
ビタミンB12
ニキビに良い食べ物
ビタミンC
亜鉛
オメガ-3
ニキビを治療するには、様々な方法がありますが、ダイエットのように食事を変えることが非常に大事です。
といっても、原因と過程を分からないままでは、何が必要な成分で何が避けるべき成分なのか区分できませんよね。
今回の動画ではニキビできやすい方や再発する方が、避けるべき食べ物と、必ず摂取すべき成分をまとめました。
どんな食べ物がニキビと関係があるのか把握して、食習慣を見直してみましょう。
ニキビに悪い食べ物、良い食べ物
気温が高くなり、暑くなると皮脂の分泌量が増え、ニキビ患者が急増します。 特に肌に関心がなかった人も、ニキビができると原因が何なのか、どうすれば早く治せるのか悩んでしまいます。 ニキビの治療方法は様々ありますが、何よりも守らなければならない基本的なことは、食事療法です。
今回はニキビに悪い食べ物、ニキビに良い食べ物をそれぞれ紹介します。
ニキビに悪い食べ物は?
ニキビに悪い食べ物を8つ紹介します。
牛乳
チョコレート、単糖類
小麦粉
オメガ-6
ダイエット薬
コーヒー
肉類
ビタミンB12
それぞれ詳しく紹介します。
1.牛乳
牛乳は、栄養満点の食品として知られていて、様々な栄養成分が含まれています。
特に代表的な栄養素が、タンパク質です。
牛乳タンパク質には、カゼインとホエイプロテインというたんぱく質成分があります。
これらをたくさん摂取すると、ニキビが悪化してしまいます。
また、牛乳の中に含まれるインスリン様成長因子1(IGF-1)というホルモンも、皮脂分泌を促進するため、ニキビを悪化させる要因です。
2.チョコレート、単糖類
単糖はニキビを悪化させる、最も基礎的な成分です。
単糖を摂取すると、体のインスリンが一気に高くなり、皮脂分泌が増加するため、ニキビも悪化します。
飴やチョコレートのような、砂糖の多い食べ物だけでなく、ダイエット目的でよく食べられるドライフルーツも要注意です。
果物を乾かすと、水分が抜けて糖が濃縮されるのですが、この濃縮された糖もニキビによくありません。
ダイエットをされている方、摂取する際には注意してください。
3.小麦粉
小麦粉には、グルテンというたんぱく質成分があります。 グルテンは、腸壁に影響を与えます。
食べ物を食べたとき、食べ物の必要な栄養分を腸内の細胞に取り込むことが大切です。
グルテンは、腸壁細胞間の間隔を広げ、その隙間から不必要な成分まで体内に吸収させます。
そうすると、腸の細菌や毒素などが、開いた隙間から体内に浸透し、体に炎症反応を起こし悪化させるのです。
4.オメガ-6
オメガ-6は、私がよく食べる動物性脂肪、植物性脂肪の両方に入っている成分です。
私たちの体には、オメガ-6が必要なのですが、オメガ-6:オメガ-3の割合が1~4:1くらいであれば、炎症緩和に役立つバランスの良い状態です。
しかし、私たちが摂取する食べ物にはオメガ-6が多く含まれているため、15~20:1程度の割合になり、オメガ-6が多くなっていしまいます。 すると、バランスが崩れて炎症が悪化するのです。
5.ダイエット薬
フェンテルミンという薬をご存知ですか? フェンテルミンは、肥満治療のためにダイエットや運動と一緒に使用される薬物です。 この薬は、私たちの体に少しストレスを与え、ドーパミンとノルアドレナリンを刺激することで、食欲を抑制します。
しかし、ストレスを受けるとコルチゾールが分泌され、皮脂分泌が増えます。
このときアンドロゲンホルモンも一緒に作られ、皮脂腺を刺激するため、ニキビも悪化するのです。
ダイエット薬は、体にストレスを与えるため、もし、薬によってニキビができた場合は、服用する量を調整する必要があります。
6.コーヒー
コーヒーもダイエット薬と同じです。 コーヒーの中のカフェインも、体にストレス性刺激を与えるため、コルチゾールの分泌が増加し、皮脂分泌が増加します。
7.肉類
肉類は、適度に摂取するのは、健康のためにもいいでしょう。 しかし、過度に摂取すると、ニキビを悪化させることもあります。
肉類に含まれるロイシンというたんぱく質が、インスリン分泌を促進し、mTORC1を活性化させ、皮脂腺を刺激するため、皮脂が増えてニキビが悪化するのです。
肉類の食べ過ぎは良くありませんが、かといって野菜のみを食べるのも良くありません。
適度に栄養バランスの取れた食事をするようにしましょう。
8.ビタミンB12
私たちは疲れた時、栄養剤やサプリメントを通してビタミンB群をたくさん摂取します。
ビタミンBのうち、ビタミンB12は動物性食品に多く含まれているのですが、ニキビのある人がビタミンB12を過剰服用すると、皮脂分泌量が急増し、肉眼で確認できるほど増えるということが明らかになりました。
ニキビがある方は、栄養剤の成分確認をせずに摂取すると、ニキビが悪化する原因になる可能性があるため、摂取前には成分を確認してみてください。
そして飲みすぎにも注意です。
ニキビに良い食べ物は?
ニキビに良い食べ物を3つ紹介します。
ビタミンC
亜鉛
オメガ-3
それぞれ詳しく紹介します。
1.ビタミンC
ビタミンCは、強力な抗酸化機能を持つため、体全体に良い成分といえるでしょう。 私たちの体は、体内の色々な活動で、ビタミンを必要とします。
しかし、普段生活の中で摂取しているビタミンCの量は、必要量に比べて少ないため、肌まで届けるには足りていません。
通常のビタミンC摂取量は500~1000㎎程ですが、3000㎎ほど摂取することを目標にしましょう。
最近は、錠剤や粉末式など、様々な形態でビタミンCを摂取することができます。
一気に摂取するのではなく、少しずつ量を増やし、地道に飲み続けましょう。
また、ビタミンCはコラーゲンの生成にも重要な役割を果たします。
美肌のためにコラーゲンをサプリメントなどで摂取している方は、その効果を最大限引き出すためにも、ビタミンCはしっかりと摂取しましょう。
2.亜鉛
亜鉛は、私たちの体の微量元素の1つで、体に必要な必須ミネラルです。 亜鉛を少量、長期的に服用すると、ニキビの緩和に役立ちます。 ただ、たまに亜鉛を服用すると、胸やけや吐き気などの副作用が生じる方もいますが、その場合は摂取をすぐに中断し、服用を休む時間を設けましょう。
3.オメガ-3
ニキビに悪い食べ物の中で、オメガ-6を紹介しましたが、オメガ-6とオメガ-3の割合を保つことはとても重要です。
しかし、普段の生活の中ではオメガ-6の摂取量が非常に多いため、皮脂分泌量が増加して炎症が悪化します。
このバランスをうまく保つためにも、オメガ-3サプリメントを服用して比率を合わせると、比率の不均衡を防ぐことができます。 目安として、オメガ-3は、2000㎎~4000㎎を1日に摂取することをおすすめしています。
まとめ
要約すると、
高容量ビタミンC 3000㎎
亜鉛1日1粒
オメガ-3 3000㎎
を服用することをおすすめします。
自らの食習慣を見直して、なにが問題でなにが不足しているか把握してみてください。
不必要なものは無くし、必要なものは摂取して、バランスを取るようにしましょう。
皮膚科専門医キム・ホンソク先生の
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